補綴って何?
2021/04/19
補綴って何?
インプラントと補綴
辞書によると、「補綴(ほてつ、英: Prosthesis)とは、身体の欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指し、 診療科によって呼称が一定せず、体の中に埋入する医療用具はプロテーゼ(独:Prothese)、体の表面に取り付ける人工物はエピテーゼと呼ばれることもある。」とあります。
歯科においては、入歯、冠、ブリッジなどの人工物を用いて歯の失われた部位を修復することを意味します。また、歯牙だけでなく、顔面補綴のように義眼や義耳といった審美的なものや、口蓋裂の閉鎖といった機能的な回復も指します。
インプラントも補綴の重要な手段の一つです。
ブリッジによる欠損部の修復は、支えとなる最低2本の歯牙を削り補綴しますが、インプラントにより欠損部に単独の補綴を行うことで修復が出来ます。
インプラントは費用はかかりますが、健全な歯牙を削らずに保存できるという、大きなメリットのある治療法の一つです。